この世に出た瞬間からネタバレとかないので

忘れるともったいないので書きます

梅芸 星組『ロックオペラモーツァルト』

  • 19/11/26(火)ソワレ!
  •  豊島公会堂(Brillia)だと絶対にチケットとれないと思ったので、つい梅芸のe+貸切に申込んでみたら当選したので初の大阪遠征キメてきた
    • 発券してみたら前から4列目で、今までみた宝塚公演で最も近い席で大興奮
      • 他の舞台だともっと近くになったことあるけど、宝塚だと観客に目線くれるのでやばい
  • 星組に興味があったというより、仏版・ネルケ版からの演目ファンだったので観にいったけど、星組の総合力の高さに驚いた
    • 歌もダンスも芝居も全体的にそつがない
    • 新トップはとってもよかったけど、私の中のMVPはアロイジア 小桜ほのかちゃん
      • AKANE LIVはお上手だけどちょっと強そうが過ぎた印象だったんだけど。小桜ほのかさんはたおやかなのに求心力あるかんじがすごくアロイジアだった
      • 喧嘩の歌のときもマッチョな感じは皆無で、余裕な感じがよき…Mellisa Marsの映像めちゃくちゃ研究してるんじゃないかな~
  • 話とか曲の割り振りは相当変えててびびった…さすが宝塚
  • コンスタンツェの出番が強化されてて最終的に愛の物語になってた。さすが宝塚
  • ただサリエリ関連は個人的に残念、というか全体的に割りを食ってた印象…
    • ロックオペラモーツァルト の盛り上がりポイントってサリエリに置かれてると思うんだけど、曲カットや役柄の小物化が…結婚の邪魔するのはちょっとやり過ぎでは…あともうちょっと無口でいてほしい…
    • アサシンも本来RoMで最も人気曲なはずなのに印象が薄かった
      • アサシンってモーツァルトを殺すためのナイフを持ってはいるけど、モーツァルトにかなわないことを自覚し苦悩している自傷的な曲だと思ってたから、宝塚版のモーツァルト絶対殺すマンな演出はびっくりした
      • あとサリエリ小物化の影響なのか、ウェーバー夫人がちょっといいやつになっててうけた
  • 「喜劇と悲劇」はちょっと大げささが好きなんだけど、転換中の繋ぎにされてて少し残念
  • 「僕の胸にタトゥー」はヴォルフガングの曲なのに削られててびびる。
    • 何度もあった「夢を支配する者」リプライズを削って入れてくれよ
  • 冒頭の「オペラップ」は嬉しかった…あの曲すきなの…
  • あとはカヴァリエリがカットされないで、ちゃんと存在が残ってたのは嬉しかった!
    • モーツァルトのオペラに出演する俳優ってだけじゃなく、ロミジュリにおける「死」と同じような存在なので…
    • 歌は頑張ってた…オペラ歌手が担当する役を組内でまかなうのにそもそも無理がある
  • 当然だけど歌詞は新訳だったので新鮮だった
    • 「夢を支配する者」はネルケ版の歌詞に慣れすぎてて違和感ばりばりなのは、こちらがアレですが、全体的に直球な状況説明の歌詞が多かった印象
    • 喧嘩の曲はもっとやりようがあったっしょ
  • なんやかんや言いましたが宝塚独特な部分に違和感ありつつ、キャストの能力も高くとても楽しめた~!
    • あとせっかくなので東宝でもやってほしい……