この世に出た瞬間からネタバレとかないので

忘れるともったいないので書きます

THEATER MILANO-Za『HiGH&LOW THE 戦国』

  • 2/9(金)と2/25(日)の計2回観劇
    • 本当は1回だけにするつもりだったけど、大千秋楽なんて当たるはずないだろと思ってなんとなく申し込んだ2/25(日)が当たってたので2回観ることに…
      • 結果、大大大正解だった
  • MILANO-Za行ったのも初だった!
    • 新しくてコンパクトでしっかり傾斜もついてて概ねノンストレスな劇場
    • 劇場自体は良くても、やはり歌舞伎町は汚いな…観劇後ふらっとするのが楽しいみたいなの全くない。日比谷有楽町銀座が大好き
  • 総合的には、前情報段階であった戦国????って困惑をハイローらしさで吹き飛ばされて大満足!
    • わたしのハイロー歴は、ヅカローを入口にザワシリーズとDTC以外を全部観てるかんじ。雨宮とラスカルズが好き
    • ハイローの本質とはSWORDにあるのではなく、複数のチームが抗争してるところなのかって驚きがあった
    • よくよく考えるとストーリーによくわからないところもあるんだけど、視覚的なカッコよさで全てをわからせてくるので最高

ストーリー

  • 初見だとあれよあれよと進んで置いて行かれた感もややあった
    • マルチバース自体は冒頭で琥珀さんを出しつつ立木ナレで強引に納得させられたので、そんなもんか~~!!となったので問題ない
      • 琥珀さんおよび本編メンバーの顔を見ると目がギンギンになる
    • ①奉納された刀が抜刀状態にあり②奉納された玉を③その国の出身者が④どの刀でもいいのでとにかく切ることで奉納された刀の持ち主に呪いが発動するってルールだったけど、①④が初見だといまいちピンとこなかった…よって湧水さまが刀を抜けないのなんで????ってなってた
      • 鞘に入れたまま殴ってたのちょっと面白かったな…
      • 他の国では奉納されてる刀を普段使いする湧水さま流石です
      • あと呪いによって世界を変える??力が手に入る????っぽいのもよくわからなかったな…
  • ストーリーの都合上仕方ないのだけど、まず黄斬が呪われるので終盤までずっと役立たずだし、売りの賢さを発揮できていなかった。吏希丸が黒幕ポジだったのもあってより顕著。もうちょっと前半に賢さとか、こいつを一国の主として担ぐべき説得力を持たせられれば良かったな~
    • 次回作では賢いところをバシバシ見せてくれることを期待
      • が、そもそもハイローにおける賢さってハッキングができるとか大学に行ってるとか断片的な設定で示されがちで、ストーリーで賢さが描写されることってないから望みが高すぎるかもしれない
  • 黄斬に呪いを解かせて力をもたらす&覚悟を決めさせるため、吏希丸が自身を切らせる構図はめっちゃよかった。ハイローにおいて狂った仲間は叩いて直せがセオリーだと思うけど、戦国時代だしチームではなく国の話なのでもっとドラスティックな手段が必要だからね
    • 拳が刀になると人は死ぬ
    • ストーリーわかった上で観ると、吏希丸はずっと怪しいな…黄斬に刀持たせた上で謎のタイミングで玉切ってるし。ギャグシーン導入も露骨な話逸らしからだし。気づきがある。もっと観返したいから円盤待ち
  • 湧水さまと弦流は、主従だから愛してはならないとか世継ぎが必要だから結ばれるわけにはいかないとかじゃダメだったのかな~どちらにせよ今世では湧水さまが一国の主で苦しそうなので、全部真っ白にして救いたいは通りそうなのに
    • 男同士なので結ばれないを捻りもせずメインメッセージにするのは、安直では…って気がする
  • 玄武殿周辺は玄武殿~~~~~~!!!!ってなる…
    • 呪われ自体はほぼ事故だったけど、そのどさくさで健全な自己肯定感が芽生えてよかったね玄武殿
      • 呪いを解くなどやり方がわかれば造作もない玄武殿…
        • ゲネ映像にこの部分をはじめ物語の核心に近い場面がもりもり含まれていてびびる。ところどころNG場面あるだけで概ね使ってOKの整理なんだろうな
    • 白金くんずっとずっとまともなことを言っており、ハイローいちの常識人かもしれない
    • 最初玄武殿が呪われてしまって酒!肉!を要求していたとき、なんてわんぱくな呪いなんだ…兵糧攻め的な意味合いで呪いをかけたの?!ってウケてしまった
      • 最終的に何を求めて戦うのか・自分は何を望んでいるんだっていうストレートな悩みになって安心した
  • 細かいところを言えば色々あるけどそれでも3国各主従の関係・各主のコンプレックスを2時間ちょいで解決しきってすごいと言う他ない

演出

  • 全体的に観たことないものを観ているな…って感覚だった。ミュージカルでもないし音楽劇でもないし、当然ライブでもない謎のエンタメ
    • Twitterで芝居の合間にレビューを細切れにやっているって表現をみたけど、それかも
    • ハンドマイクを持たせるし歌詞も出すという割り切りがすごい
  • 客席降りというよりも、プリンシパルキャストの出はけ3割が通路使っていてびびった。しかもダッシュで行き来しがち。風を感じた。なんなんだ初めて見た
    • 当然と言えば当然だけどダッシュで出はけ中も役に入っていてプロなんだな…となる…
  • 殺陣とかアクションがプロ集団過ぎて本当に楽しかった!これは宝塚とかその他ミュージカル作品では観れない。LDHだからこそ
    • 本当にちょっと切っただけで、めっちゃ飛んでた…
    • 戦いの表現としてのダンスもよかった…肉体…
    • 役によって殺陣も違ってて細やかだった。玄武殿は強い肉体をお持ちなので、刀を素手で掴む動作が多用されてた。強いって硬いってことなのか???
  • せりが爆速で面白かった
    • せりって本来スゥーって動きなはずなのに、ブンッて勢いで上がってくる。見たことがない速度
    • 最初に見たときより千秋楽は速度が手加減されてた気がしたけど、やっぱ危ないから?
  • 開始60秒前からのカウントダウンは盛り上がるので宝塚もやった方がいい
  • 客入れはハイロー過去曲で期待を煽り、客出しはザ戦の曲で余韻を持たせるの大正解
    • ブーン…アマチェン…
  • 唯一ジェンヌがいないから布がめっちゃ少ない尊武国の衣装最高だったな…

キャスト

  • 瀬央さんが大変素敵だった…
    •  宝塚的というよりLDH的なドイケメン。芝居的な部分でも片寄をいいかんじにフォローしてた気がする。セリフが流石に聞き取りやすい~
    • 龍ノ宮観なくてはならない…
  • 赤組トップスターRIKUさん!
    • まずまじで歌が上手い。びびる。音源を更に上回って上手い
      • マテ・カマラスのようなマッチョ弟系トートをやってくれないかな…その場合エリザベートは望海さんみたいな年上がいいな
    • 演技もわりといいかんじ。セリフも明瞭だしどことなく声優っぽい
    • 玄武殿中常に全身にバキバキに力入ってたけど、カーテンコールでいきなり可愛くなるのずるいな~~
      • ラスト3国同盟場面で上着をかけてもらってからポニテを上着から出す玄武殿もキュート
    • まんまとランペについて調べている

その他いろいろ

  • 通り名制度なんなの
    • ずっと片寄は黄斬って呼ばれ続け、ほぼ本名の黄伊右衛門は呼ばれない
      • 多分本名呼ぶのは2か所だけ…初見では反応できない
  • 黄斬と糜爛の初接触シーン「行いよりも名前からして敵だ!!」ハイローらしいパワーがある。ギャグなのかマジなのか曖昧に流すかんじ…
  • 弧呂巣は演劇のコロスが元ネタかと思ってたけど、普通に殺意の可能性もありそう…
  • ザ戦テーマ曲の『NO FEAR NO MORE』、歌詞が完全に本編後を表していてとても良い。一連の騒動を後悔しつつも糧にしていく決意
    • Neo E.D.O Townだけは謎だけども。ネオ江戸タウン???戦国じゃなかったのか?
  • 千秋楽のスペシャルカーテンコール、現地で観れて良かった~~~
    • アンサンブルへの光の当て方が素晴らしい。ほんとうに全員主役だった
    • RIKUさんが歌ってくれた曲に反応できなくて悔しかった…
    • 24WORLDは曲自体は知らなかったけど、どういう文脈の曲選択なのかわかって興奮した!!!
      • ダンサーとマイティだけかと思ったら死人ズも登場して興奮したし来世で結ばれてよかったし瀬央さんバクイケ
    • カーテンコールのラインダンスとか片寄胴上げ準備でみんなの刀を回収するマイティ瀬央さんとか微笑ましかった…
      • 千秋楽かなりカス席ではあったけど流さないで本当に良かった!!!
  • 次回作は吏希丸OUTした須和国+他二国体制なんだろうな…
    • ジェンヌもRIKUさんもいなそうだけど、とりあえず1回は行く
    • 次回作も終わったあとは、ザラ戦国やってくれ~~~~~

夢奇房第20回公演『FISKAR(フィスカル)』

  • 24/2/18(日)ソワレ!
  • そもそもゆめきに行くの、すっっごい久々だったな…
    • 基本的にセリフ量が多くて少人数がずっと口論しているやつが好きなので、そりゃあそう
  • ストーリーが難解だったな~
    • 1部終わりの段階では、わらしべしながら無くなったテガミを探して、その過程でユウさんが何らかの気付きを得てやる気を出すのかな…シンプルでいいな…と思ってた
    • 2部で初出しされる設定がもりもりで、翻弄されてる間に解決していた…
      • 人の願いを直接かなえちゃいけない話は最初にしてほしかったな~
        • 突然ガチ怒られが発生してびびった
      • あと終盤ジイさんが説得されて大団円ぽくなってたの、それありなんだ!って驚きがあった
        • 直接願いをかなえるとだめなのは世界の原則だと思ったので…
        • 世界の原則ではなくジイさんの自粛の結果であり、ジイさんはいろんな事情があって今は臆病になってることがパンフ以外で知りたかったし、説得以外の手段で改悛してほしかった
  • キャリーの人が上手だった!
    • 話し出しに溜めがないというか、セリフが何気もない感じでよい
    • あとから調べたけど、演劇出身じゃなくてジャグラーだったことに驚いた
  • 生演奏も上手だったな…年々演奏パートが凝っていっている…
  • ヨースケイケダフォロワーはちょっとどうかと思った
    • 前半の立方体たくさんあるパートは面白かったのに、ラストの本を逆順に読むネタはあからさま過ぎた
      • メンバーの誰もが気づかなかったは通らないと思う
  • シガボ当然のようによかった。出てきた瞬間からわかる、この人上手だなって雰囲気
    • シガボでやるコンタクトっぽい技が好き。うっすらと星が増えていくモチーフにしてるんだなってわかるし良かった
  • 武井さんは毎回違う手品なのに、おなじようなおかしみのある演技ができてすごい。あれこそ個性
    • 私の視力が悪くなっていることを唐突に自覚した
    • 普段の観劇時にはオペラ覗くから気にならないけど、マジックの舞台でそれをやるのはマナー違反な気がするのよね…
  • 演劇×手品の最適解ってなんなのか全然わからない。手品があることが全体として必要な構造にすることって難しいだろうな。特に手品部分を重く扱おうとするほど、演劇いらないのでは?ってなりそう
    • イマーシブ系演劇もやりたいことはわかるけど…ってイマーシブ部分が邪魔に感じることが多いんだよな。客席参加型になっていること自体を楽しむことがせいぜいで、演出として双方向部分が必要って納得できること滅多にない 
    • ギアが完成形なのは間違いないけど、ノンバーバルは横展できないからな
    • 手品は魔法を物理的に表現するための手段!って割り切ってるタイプだと、呪いの子がやり切ってるし面白い
      • 四季バケモノの子も手品=演出タイプか。あとタージマハルの衛兵も…ほんの少しだけだけど
      • INSPIRE 陰陽師はなんだったんだ?
    • 主人公が手品師なので必然劇中に手品が出てくるイリュージョニストをみんなに観せたい。多分手品がノイズになってないはず
      • 来年春やるので…手品監修は多分ハラヒロキ
    • 宝塚で手品テーマのショーをやってほしい。絶対シナジーある
    • 成河さんに10分間でいいので本格的に手品やってほしい。新ディズニープラス セレブレーションナイトでルミエール歌いながら毛花出してたのはお上手だったな

ブリリア『イザボー』

  • 24/1/27ソワレ
    • 17時フレックス退社予定で調整してたのに、大規模障害があってギリギリになった…焦った…
    • 平日ソワレ観ると日中のことすべて忘れて実質休日にできるので得なんだけど、危険もあるね
  • ブリリアの3階席は初めてだったけど、まあ全然許容
  • 全体的な評価としては、キャスト◎演出○音楽△演出×
    • なんというか今まで観たことないタイプのミュージカルで戸惑いがあった…難しかった…
    • 第一印象としては、望海さんとか上原理生とかカイショーマとかは期待通り良かったけど、ストーリーがいまいち入ってこなくて感想もなかなか出てこなかった
    • 時間が経つにつれて、じわじわ不満が出てきた
  • 一番違和感があったのは、イザボーのキャラクター
    • わりと前半に「女は着飾っていればいいんだ」→「わたしだって人間よ」的なやりとりがあったけど、中世ヨーロッパ・しかも貴族女性の価値観としてはめちゃくちゃ違和感があった。先進的というか時代を先取りすぎている
      • わがままで奔放な女の子として描かれてるなら、ギリ納得はできた
      • 歴史もので、特に説明なしに近代以降のフィクションで使われがちな主張をされると冷めてしまう
      • エリザベートは奔放なパパのもとで伸び伸び育った田舎娘がいきなり王家にぶっ込まれて戸惑う過程が描写されてるので自由になりて〜って主張しだすことに違和感はないのだけど。人権宣言後ではあるし
      • 奔放かつ強欲な女と設定しておいて、からの「もっと着飾らせろ誰が国母だと思ってるのか口も出させろ」路線の方がわかる
    • いわゆる悪女をやりつつも苦しんでたことを、定期的に挫折と決意の歌で表現するだけで、やったことの具体性が薄かったのがなあ
      • 歌とエモで全てを誤魔化そうとしている
      • 望海風斗の有効活用ではある
      • 追放されたけど戻ってくるくだり、ナレーションだけじゃなくてちゃんと何をやったか教えてほしい
    • 運命に翻弄されつつも意志が強い女として演出されてるように感じたけど、流されがちな女にしか見えなかった
    • 娘・息子は交渉のためのカードなのか愛する子供たちなのかどっちなんだろうか
      • 両方にするならそれでいいけど、矛盾する感情に苦しむシーンを入れるとか、どちらの感情も等しく持っているシーンを入れるとか、何らかの回答がほしい
  • イザボーに限らずキャラクター全般の動機とか性格がわからなかったな…
    • おじさん、イザボーを傀儡に権力を恣にしたいジジイなのか民を思う政治家なのか、どっちよ
    • 上原弟がイザボーに忠誠を誓うシーンも突然心変わりしたのでびっくり。心変わりする曲とか挟んでくれたらな~
    • ネームドキャラの人数そこまで多くないのに、どんどん死んでいって足りるのか??って心配になってしまっていた
  • 演出は目新しい派手さがあってずっと新鮮だった
    • まず信じられない速度で回る盆が良かった
      • アンサンブルの人数が限られてるけど、回りながら立ち位置をどんどん変えるおかげで賑やかさがあった
      • 単純に景気もよい
    • 望海さんが様々な男性とダンスするシーンのラストは、上原理央ファンクラブ加入特典としてもらえるバースデイカードそっくり
    • 照明プランがコンサートとかライブのそれだった
  • キャストは望海さんはじめとっても良い
    • 全員声がデカくて良い~~~喉が強そ~~~~~~~
    • 望海さん冒頭の強欲ソングとても耳に残る
      • 女性をやっているの、何気に今回はじめて観たな
    • 上原理央さん、生で観るの久々だけど相変わらずお上手。キャラクターもあってまったりした曲が多かったけど、もっとガンガン歌い上げる曲も聴きたい
    • カイショーマは生で観るのは初めて。評判通りだ…
    • ヨランドやってた方、話し方も歌もいいなと思ったけど那須さんの娘だったり20代だったり初ミュージカルだったりで色々で驚いた。落ち着きがすごかったので望海さんと同年代かと…さすがに芝居巧者
    • 上川一哉さんも初だったけどいいな…四季の人だったのか
  • ところどころ光るものはあったけど、脚本のひっかかりが絶えなくてもったいなかった
    • 国を動かしている人たちってスケール感が出てなくて、こじんまりと収まってしまった
    • 中世じゃなくて架空の国ならここまで気にならず、私はターゲットじゃないのね…って流せたかもしれない
      • 強いエモからオタクっぽさが臭ってたのもある
    • イザボーと息子は完全に和解はしないラストは好みだった

日生劇場『イリュージョニスト』

  • 21/1/28(木)マチネ
    • ミュージカルを生で観るの久々かも
    • ちょっと前までは気軽に観に行っていたのに、そもそも予定通り公演できるかもわからない世の中になったなあと改めて実感
    • イリュージョニストは特に影響が大きくて、本当は初日に行くはずが中止になり追加販売で確保したチケットだった
      • マチネ狙いだったのでそこまで激戦でもなかったけど、遠方だったりそもそも職場が日比谷近くないと無理だからな…

全体

  • 映画も小説も予習なしだったので、ラスト警部が真実を知るシーンで見事に驚いた
    • 警部の横で伏線を交互に連呼するっていう演出が警部追体験ぽくてとてもいい皇太子かわいそう…ってなったけど。
    • 騙された感がひっかかりを残して、ただのハッピーエンドで終わらないところが好み。
  • コンサートバージョンというのも、わりと想像通りちゃんと全編やっていて満足。なんなら思ったより踊ってたしセットもしっかりしてた
    • ただ本来ならもうちょい時間と余韻をかけて舞台転換したりするところが、即次の場面に移るので展開はやいね?!ってやや置いていかれる感はあった
    • あとイリュージョンな~……影のイリュージョンとラストアイゼンハイムの消失見たかったな〜心の目で見るしかなかったので再演が楽しみ
    • パパ皇帝の出現は想定してたセットをなんとか使ったのかな?あれは心の目で見るのは厳しいし小型だったので…
  • 演出だと皇太子が庶民をボッコボコにするシーンで赤い紙吹雪を投げつけるところとか、皇太子ラストで扉を開けろって足で音を立てるところとか、大掛かりではないけど臨場感があって好きだった

キャスト

  • 海宝くん
    • まともにたっぷり観たのはほぼ初めて
    • JCSコンにもいたけどシモンて出番少ないから…かっこいいですね流石にお上手だし…皇太子想像つかない
  • 成河さん
    • ほぼ成河さん目当てで来たぞ私は。
    • ピンチヒッターとは思えない…すごい…可愛げのないヒステリックしかし威厳はある皇太子だった…よかった…髭キャラ珍しい…
    • レオポルドはルドルフがモデルって本当なのかしら
      • ルドルフモデルって時点でラストは自殺すんのかなぁとは思っていたけど、観終えてみるとただただかわいそうな人なのではって同情が湧いてきた……
    • しかし歌めっちゃお上手…スリルミー も楽しみすぎる
  • 濱めぐさん
    • マニッシュでちょうかっこいい〜〜〜!
    • 歌も当然ですが全部いい
      • 解ったよの曲がスタッカートが効いてて大好きだった。
  • 栗原さん
    • カードは出ませんでした。

明日また行く!!!!!!

1/29マチネ追記!

  • 結末を知っているからか、皇太子がよりかわいそうに見えてしかたがなかった…
    • 皇太子はソフィ個人に執着があるというよりも、思い通りにならないものは許せないし、何も思い通りにいかない自分が悔しいんだろうなぁ…など思った
  • 本日の成河さん、右眼のコンタクトが終始浮いてたり、ラストのお部屋の中でのシーンで完全に次吹っ飛ばしてたり、勝手にハラハラしてしまったけど何の悪影響もなく熱演すんだからすごい…

東京建物 Brillia HALL 『デスノート THE MUSICAL』

  • 20/2/7(金)マチネ!
    • 追いチケも1回した
      • ホリプロの金券付きチケット…なんだったんだろうか
  • 初のブリリア。あまりに評判が良くないので警戒していたけど、思ったよりマシだったというか小箱だったので舞台が近くて観やすかった…
    • 悪評の原因ぽい3階は観てないのでわかりません
      • がデスミュではB席をA席に振替えていたので、きっとひどい眺めなんだろうな
      • 座席に余裕があったからできる荒技なので、チケット取得がそもそも難しい人気公演とかでは気をつけないとな…
    • 導線はかなりクソ
      • 床面積が少なくて階段もエスカレーターも一か所に固まっていたので終演後観客を排出できず詰まる詰まる
    • 元々は豊島公会堂だから仕方ないね
      • 実質私と同じ舞台に立ったことになるのか…って勝手に感動できるので割とあり
  • デスミュ初演再演は映像含めて観たことがなくて今回が完全初見
  • 思い切り村井くん目当て
    • 前評判的にはL役をはじめとするキャスティングに警戒してたけど、けっこう良かった
      • なんというかだんだん癖になる系ね、これ…
  • 元々ごく普通の人間系夜神月って聞いていたので、それ前提で鑑賞したけど、村井トはとてもよかった
    • 何がいいって教室で居心地悪そうなところがすごくいい
    • 過去の宣伝映像で観る限り浦井トは常に寛いでる感じがあったけど、村井トの自身の信じることが他の人からは受け入れられないけど!仕方ないってわかってる…みたいな居心地の悪さがリアル
    • ノート取得後決意のシーンで、「そう新世界の神」の言い方がまさに今思いついた風なのが普通の高校生でよい
      • つい思いついちゃって言ってはみたけど、ちょっと気恥ずかしいかんじ
      • きっと最初から神を目指していたんやでというわけじゃなく、言い続けてるうちに本気になってしまったんだなぁって部分がリアルだし、終盤の様変わりした様子との落差が良かった
    • まあこれ1回目に観たときの印象で、2回目に観たときは冒頭からもうちょっと冷たくなってたけど…居心地悪そうな感じは相変わらずではあったけど
    • 過去映像観るに、純粋に歌唱力としては前キャストな気はするけど村井くんの台詞と歌が地続きな表現がとても良かった
      • ゴリゴリ歌い上げるワイルドホーン向きかはさておき。ワイルドホーンは本当に良い曲を作るな~~~
    • さすがのテニミュ経験者っぽいラケット捌きだった
    • 入学式のシーンは名前を呼ばれたら客席から出てくる演出かと思ったらそんなことなかったよ
  • パクヘナさんはやばい何であんなに良い声なんだろう
    • 歌唱部分の日本語の自然さもすごい…
      • 海外俳優、日本語歌詞みんな自然でびびるよね
  • さゆは異様に可愛かった
  • ミサミサは強そうで良かった
    • ワイルドホーンの考えるジャパニーズアイドルソング…
  • アンサンブルが安心感あった
    • 真ん中が超若手な分、座長村井くん筆頭に他を実力者で固めたんだな…ってかんじ
  • Lはいまいち目立たなかった印象
    • 歌は普通にうまかったんだけど、脚本からしてLがそこまで重要視されてない、なんならいなくても成り立つかも
    • アフタートーク、Lの人すげえ不安感があった
      • しっかりしてる人が好きなんだよなあ

新国立劇場 シリーズことぜん『タージマハルの衛兵』

  • 19/12/8, 21, 23。多分
  • 初台の新国立劇場
    • 2019年はけっこう新国立劇場通ったな~
    • 観劇前、蕎麦の加賀にミーハー心から行ったけど、揚げたて天ぷらが美味しくて定番になりそう
  • 結局計3回も観た
    • プレビューに行かなかったのが今となっては悔しい
    • 前半日程でB席→後半A席ほぼど真ん中→千秋楽最前下手と、色んな日程配置から観れてよかった
    • そもそも成河さん目当てだったけど、ことぜんシリーズで最もわかりやすかったし気に入った
  • 初見時の印象としては、事前に想像していたよりもコメディ寄りというかコント的
  • だんだん2人の会話や状況が捻れてきて目が離せない
    • 舞台いっぱいの血と手はもちろんギョッとして印象に残ってるんだけど、それ以上に夜明けのタージマハル や頭上を飛んでくる鳥の群れとか、私の目では見ていない美しいもののインパクトが強かった
  • いちばん好きなシーンは、フマーユーンが「月が落っこちてきたと思った」っていうところ
    • フマーユーンは、こうあるべきこうすべきっていう意識が強いけど、この台詞は素直な気持ちをあえて吐露してるんだと思う
  • バーブの手を切り落とした後、初見時は焼きごての煙が後ろから漂ってくるな…と思ったけど真相はどうなんだろうな~
    • シアタートーク等でも言われるように、戯曲に書かれていることは全部やる演出なので、どんな意図があったんだろうな…私は止血はされた派ですが…
  • マジック監修は笑った。あ、見たことあるアレですね…ってなった
  • 対照的に設定されている部分、列挙したら大変なことになりそう
    • バーブとフマ、個と全、人工物と自然物、貧しい育ちと金持ち、男性的と女性的、切ったとくっつけた、背の高いと低い、声の低いと高い、ウスタッドイサとシャージャハーン、弱いのが好きと強くあるべき、顔をそむけないとそむける、手が離れないと目が見えない…
  • 4万本の手を切り落として美を殺したけど、2本の手を切り落としても美を殺してる…
  • 英語の戯曲を読んでみたけど、フマもかなり口悪くないか???
    • すごいfuckとか言ってる…
  • ワニのところは訛ってない方が何気もなくて好きだったかな〜
  • 今後ずっと思い出す舞台になるな…と思っている。観れてよかった。
  • これは宣伝ポスター等に使用されていたエアロプラットのイラストの刺繍
  • f:id:jme19888:20200508032124j:image

梅芸 星組『ロックオペラモーツァルト』

  • 19/11/26(火)ソワレ!
  •  豊島公会堂(Brillia)だと絶対にチケットとれないと思ったので、つい梅芸のe+貸切に申込んでみたら当選したので初の大阪遠征キメてきた
    • 発券してみたら前から4列目で、今までみた宝塚公演で最も近い席で大興奮
      • 他の舞台だともっと近くになったことあるけど、宝塚だと観客に目線くれるのでやばい
  • 星組に興味があったというより、仏版・ネルケ版からの演目ファンだったので観にいったけど、星組の総合力の高さに驚いた
    • 歌もダンスも芝居も全体的にそつがない
    • 新トップはとってもよかったけど、私の中のMVPはアロイジア 小桜ほのかちゃん
      • AKANE LIVはお上手だけどちょっと強そうが過ぎた印象だったんだけど。小桜ほのかさんはたおやかなのに求心力あるかんじがすごくアロイジアだった
      • 喧嘩の歌のときもマッチョな感じは皆無で、余裕な感じがよき…Mellisa Marsの映像めちゃくちゃ研究してるんじゃないかな~
  • 話とか曲の割り振りは相当変えててびびった…さすが宝塚
  • コンスタンツェの出番が強化されてて最終的に愛の物語になってた。さすが宝塚
  • ただサリエリ関連は個人的に残念、というか全体的に割りを食ってた印象…
    • ロックオペラモーツァルト の盛り上がりポイントってサリエリに置かれてると思うんだけど、曲カットや役柄の小物化が…結婚の邪魔するのはちょっとやり過ぎでは…あともうちょっと無口でいてほしい…
    • アサシンも本来RoMで最も人気曲なはずなのに印象が薄かった
      • アサシンってモーツァルトを殺すためのナイフを持ってはいるけど、モーツァルトにかなわないことを自覚し苦悩している自傷的な曲だと思ってたから、宝塚版のモーツァルト絶対殺すマンな演出はびっくりした
      • あとサリエリ小物化の影響なのか、ウェーバー夫人がちょっといいやつになっててうけた
  • 「喜劇と悲劇」はちょっと大げささが好きなんだけど、転換中の繋ぎにされてて少し残念
  • 「僕の胸にタトゥー」はヴォルフガングの曲なのに削られててびびる。
    • 何度もあった「夢を支配する者」リプライズを削って入れてくれよ
  • 冒頭の「オペラップ」は嬉しかった…あの曲すきなの…
  • あとはカヴァリエリがカットされないで、ちゃんと存在が残ってたのは嬉しかった!
    • モーツァルトのオペラに出演する俳優ってだけじゃなく、ロミジュリにおける「死」と同じような存在なので…
    • 歌は頑張ってた…オペラ歌手が担当する役を組内でまかなうのにそもそも無理がある
  • 当然だけど歌詞は新訳だったので新鮮だった
    • 「夢を支配する者」はネルケ版の歌詞に慣れすぎてて違和感ばりばりなのは、こちらがアレですが、全体的に直球な状況説明の歌詞が多かった印象
    • 喧嘩の曲はもっとやりようがあったっしょ
  • なんやかんや言いましたが宝塚独特な部分に違和感ありつつ、キャストの能力も高くとても楽しめた~!
    • あとせっかくなので東宝でもやってほしい……